人間関係の悩み

やる気が出る!モチベーションが勝手に上がる極意3選「我慢しない・頼る・諦める」

 

今回のテーマは「やる気が出る!モチベーションが勝手に上がる極意3選」です。

 

私は相当な怠け者です。

こんな私でもモチベーションを上げられますか?

 

全然大丈夫です。

でもあなたは怠け者ではありません

 

「やる気の出し方」や「モチベーションの高め方」を検索し、自分で情報を集めている。

それだけ行動できるのは『相当やる気がある人』です。

ここから先を読む必要もないと思います。

 

ですが今回ご紹介する3つの極意を知れば、あなたのモチベーションはさらにパワーアップします。

みんなから『歩くモチベーション』と言われるかもしれません。

モチベーションが凄い人
えっ、ダサ…

 

冗談はさておき、

モチベーションを上げる方法はネットで沢山紹介されています。

あなたも事前に調べてきたかもしれませんね。

 

例えば👇

  • 心にたまったものを書き出す
  • 自分の好きなことや特技を思い出す
  • 明確な目標や目的を作る
  • 自分のモチベーションが上がる法則を見つける

・・・など

正直言って、ネットで紹介されているのは精神論ばかりで内容が薄いです。

あなたもしっくりこなかったはず。

 

今回ご紹介する方法は👆のような ”まやかし” ではありません。

腹筋する女性

「自分を奮い立たせろ!」

「とりあえず腹筋しろ!」

といった精神論、根性論も一切ありません。

 

誰でも出来て、この先ずっと続けることができる実践的な内容です。

最後までよく読んでスーパーモチベーションを手に入れてください。

なんかダサい…

 

と、その前に。

「やる気」と「モチベーション」と「意欲」は違う意味の言葉です。

でも日本語では殆ど同じ意味で使われています。

その使い方はおかしいんだぞ!

いちいち細かいことを指摘するおじさんもいます。

ぶっちゃけそんな事どうでもいいです。相手にしません。

という訳でここでは同じ意味として使っています。

 

それでは初めに多くの人々が勘違いしている「やる気・モチベーションの正体」を説明していきます👇

☑すぐに見たい項目があれば下のContentsからお選び頂けます

 

やる気・モチベーションの正体はコレ「健康が100%」

モチベーションが高い男女

モチベーションを上げるために最も重要なことは健康です。

健康が100%と言っても過言ではありません。

ここで言う健康とは「身体に不調がなく、体力が十分にある状態」です。

おいおい、何を言ってるんだ、

「モチベーションは気持ちの問題でしょ!」

という人も多いと思います。

では一つの例で考えてみましょう👇

 

あなたは毎朝1時間早く起きて、新しい資格の勉強をしようと決めました。

初日は目覚めもよく、張り切って勉強できました。

「朝は頭が冴えるな~最高♪」

次の日は「何か身体が重いな」と感じながらも頑張って起きました。

その次の朝、喉が痛くて熱っぽい…

どうやら風邪をひいたようです。

風邪をひいいた女性

今日はやめておくか…

次の日も体調がすぐれません。

回復するまでやめておこう…

風邪が治るまで3日ほど休んだところ、すっかり資格の勉強に対するモチベーションは無くなっていました。

 

👆の例は風邪でしたが・・・

  • 片頭痛
  • 胃腸が弱い
  • 眠れない、寝起きが悪い
  • 体力がない、疲れやすい

…など

体質や慢性的な不調が原因で、やる気やモチベーションを奪われるケースは非常に多いのです。

 

体調が悪かったり、体力がなかったらその日1日を普通に生活するだけで精一杯💦

やる気が出なくて当たり前、モチベーションを高めるなんて無理な話です!

という訳で、

やる気・モチベーションの正体はコレです👇

やる気モチベーションの正体の説明図

健康な身体なら普通に生活するだけの体力が十分あります。

体力が十分に満たされて、溢れ出てきたものが「やる気・モチベーション」となるのです。

あなたの周りに、一年中やる気がみなぎっている人はいませんか?

そういう人は生まれつきの健康人間です。

メンタルが強いとか、精神力を鍛えているわけではありません。

たまたま健康だった、ただそれだけなのです。

だからそういう運のいい人と比べて、

「やる気が出ないのは気持ちが弱いから…」

「モチベーションが上がらないのはメンタルに問題がある…」

自分を責めないでください!

体力が無いなら補えばいいし、不調な部分を減らしていけばいい。

やる気・モチベーションを圧倒的に高めるには健康を手に入れることが最も重要です。

え~、

じゃあ運動しなきゃダメってこと?

 

運動が好きな人なら、運動はモチベーションを高める効果があります。(理由は後ほど説明します)

でも運動がキライな人もいますよね。

やりたくないことを無理にやるのは逆効果✖

ストレスで余計に不健康になるし、体力を使い果たして何もする気になれません⤵⤵

運動は無理にやらなくて大丈夫です。

体力がついて、自然と身体を動かしたくなった時にすればOKです。

ここでは根性論・精神論は一切言いません。

キツイことを強制することもありません。

あなたにやって欲しいことは次の3つだけです。

健康になってモチベーションを高める極意3つ👇

  1. 体力をつけよう
  2. ホルモンを操ろう
  3. 慢性的な不調と上手に付き合おう

以上の3つを意識すれば、やる気は自然に出てきます。

高いモチベーションを勝手に維持し続けることが出来るのです

 

そして❶~❸を実践する際に大切なマインドが、「我慢しない」「頼る」「諦める」です。

 

モチベーションと言えば「我慢しろ!」「頼るな!」「諦めるな!」という根性論が当然のように語られます。

ですが、モチベーションが高い人は身体にムチを打って努力している訳ではありません。

「我慢しない」「頼る」「諦める」を上手に使いながら、自然と溢れ出るやる気でバリバリやっているのです。

 

根性論や精神論で手に入れたモチベーションは長続きしません。

途中で力尽きたり燃え尽きたりして、反動で無気力を招いてしまいます。

無気力な女性

あなたには、この先ずっと無理なく続けられるモチベーションを手に入れて欲しいです。

最後まで読むだけでなく、必ず実践してくださいね!

では「①体力をつけよう」から説明していきます。



モチベーションアップの極意①「体力をつけよう」

体力がついて階段をらくらく上がる女性

1日普通に生活するだけでグッタリ疲れる人は体力が不足しています。

体力が足りなくなる原因は次の3つです👇

  • 栄養が足りない
  • 栄養が吸収できていない
  • 無駄なエネルギーを使っている

栄養が足りない、栄養が吸収できていない人の殆どがタンパク質不足に陥っています。

 

人間が生きる為に必要な三大栄養素が「タンパク質」「糖質」「脂質」です。

中でも一番重要な栄養がタンパク質です。

タンパク質は英語で「protein:プロテイン」

プロテインの語源は、古代ギリシャ語の「proteios:プロテイオス」で、『なくてはならないもの』『もっとも大切なもの』という意味があります。

その名の通り、人間の身体の殆どがタンパク質から作られています。

 

タンパク質の主な役割は、

①人が活動するためのエネルギー源になる

②筋肉、骨、血液、臓器、毛髪、爪、皮膚などの材料になる

の2つです。

タンパク質が不足すると疲労、貧血や肌荒れ、むくみ、胃腸の働きが悪いなどの症状が出ます。(さらに不足状態が続けば病気の原因になる)

タンパク質以外の「糖質」「脂質」も大切なエネルギー源です。

しかし殆どの人は糖質と脂質の摂りすぎで、タンパク質が全く足りていません。

つまりタンパク質不足によって栄養が足りなくなるし、他の栄養を摂っても胃腸の機能が低下しているので消化吸収が出来ないということです。

 

一般的な成人の場合、最低でも1㎏あたり1gのタンパク質が必要です。

あなたの体重が60㎏なら最低60gのタンパク質が必要になります。

鶏肉100gにはタンパク質が約20g含まれるので、1日300g食べてやっと60g摂れます。

これは最低ラインなので、出来れば1㎏あたり1.4gは欲しいです。

そうすると体重60㎏の人は84gくらいのタンパク質が必要です。

下の表を参考にして十分摂取出来ているか確認してください👇

100gあたりのタンパク質含有量表1 100gあたりのタンパク質含有量表2

👆を見て、量が足りてない人は粉末のプロテインで補いましょう。

いやいや、

肉とか魚を沢山食べたほうがいいのでは?

 

体力がない人は量が食べれません。

無理して食べると消化不良でお腹を壊しちゃいます。

消化吸収できなければ沢山食べても無駄になるだけです。

 

その点プロテインなら少量で済みますし、圧倒的に消化吸収しやすいです。

飲んですぐに「なんか元気になったかも!」と体感できるのがプロテインのメリットです。

もしプロテインでお腹が張ったり、胃がムカムカする人は重度のタンパク質不足です。

はじめは規定量の1/3くらいから少しずつ増やしてください。

 

今やプロテインはボディービルダーやスポーツ選手だけの特別な飲み物ではありません。

子供からお年寄りまでが楽しそうに集まっている場面

健康維持のために子供から高齢者まで普通に飲む時代です

無理に食事で何とかしようとせずに、手軽で吸収率の高いプロテインに頼ってくださいね。

 

たくさんの商品からどれを選べばいいかわからない人は下の表をご覧ください👇

初心者向けのプロテインの選び方図表

基本的にはホエイプロテインのWPC(Whey Protein Concentrate)を選べば大丈夫です。

牛乳でお腹を壊してしまう「乳糖不耐症」の方はWPI(ホエイプロテインアイソレート)を選んでください。

菜食主義で植物性のものが良い方はソイプロテインを選んでください。

体力アップ目的の場合、プロテインはいつ飲んでも構いません。

食事で足りないタンパク質量を数回に分けてプロテインで補う感じでOKです。

プロテインはAmazonなどの通販サイトに山ほど出ています。

味も沢山選べますので、とりあえず好みのフレーバーがあれば試してみてください。

 

プロテインは不味い。

マッチョになりたい人が我慢して飲むものだと思ってた。

もう健康のために不味いものを我慢して飲んだり、無理して運動する時代ではないのです

飲みやすくて誰でも手軽に体力をつけることができるアイテム。

プロテインに頼らない手はありません。

 

さて、せっかくエネルギーを補充しても、無駄な体力を使っていたら勿体ないですよね。

この世で一番無駄な体力の使い方が不安や考え事です。

では少し詳しく説明していきます👇



不安やぐるぐる思考は無駄な体力を消耗します!

全然体力使ってないのに疲れるのよね…

というあなた。

それはぐるぐる思考(反芻思考)が原因です。

ぐるぐると同じことを考えている女性

ぐるぐる思考というのは、

「明日の会議でお腹が痛くなったらどうしよう…」

「あの時もっと親切にしてあげれば良かった…」

など、考えても仕方ないことをぐるぐるとエンドレスに考えてしまうことです。

考えても解決しないことで悩むうちに、脳が膨大なエネルギーを消費します。

結果的に何もしてないのにグッタリ疲れてしまいます。

これは脳のデフォルト・モード・ネットワーク(Default Mode Network)という神経活動が活性化し過ぎた状態。

ややこしくなるので詳しい説明は省きますが、ぐるぐる思考は脳疲労を引き起こします

特に心配性という方はご注意を!

デフォルト・モード・ネットワークの過剰を抑えるには、今そこにある現実に意識を集中させる必要があります。

つまりいくら考えても解決しない「不安」や「後悔」を意識せず、目の前のやるべきことに集中するのです。

マインドフルネスや瞑想も良いのですが、

日常生活で

  • 皿洗い
  • 掃除
  • 洗濯物干し

など、

シンプルであまり頭を使わない作業がとても効果的です。

これで無駄な体力をセーブすることができますし、軽く身体を動かすことで血流がよくなって細胞が元気になります。

でもね、1日頑張ると次の日グッタリして何もできないの…

なるほど、そういうあなたは疲労を回復できていません。

次は疲労が回復できない原因と、しっかり回復させる方法を説明していきます👇

 

あなたの疲労が回復できない理由「寝ていないから」

猫が上に乗って眠れない女性

モチベーションが上がらない原因の一つが、疲労がたまってやる気が出ないことです。

疲労がたまる=疲労が回復していない

ということになります。

先ほど少しお話ししましたが、疲労には肉体疲労と脳疲労があります。

やる気やモチベーションを奪うのは主に脳疲労です。

脳の疲労を回復させる唯一の方法が「睡眠」

でもね、

寝ても寝ても疲れがとれないの…

👆というのは睡眠の質が悪い証拠です。

深い眠りで睡眠の質をアップさせましょう。

日光浴をする女性

良質な睡眠をとるには、朝決まった時間に起きて、日中なるべく沢山お日様を浴びましょう。

そうすることでメラトニンが増えて、自然な眠りを誘ってくれます。

ただし、夕方から夜にブルーライトを浴びるとせっかくのメラトニンが正常に分泌されません。

スマホを夜間モードにしたりブルーライトカットフィルムを利用してくださいね。

 

ちなみにメラトニンは非常に強力な抗酸化物質です。

脳を酸化ストレスから守ってくれますし、お肌のツヤやハリなど美容効果もあるのです。

だから寝不足だと化粧乗りが悪いんだ…

逆にメラトニンを上手く作れば艶々ピチピチのお肌も期待できます。

寝つきが悪い、眠りが浅い、寝ても疲れが取れないという人は、積極的にサプリを利用しましょう。

我慢して眠れない日が続くと、交感神経が過剰になって余計に眠れません。

悪循環に陥る前にサプリに頼ってください👇



寝つきが悪い人はこれを飲みましょう

寝つきが悪い人はメラトニンが不足していたり、自律神経の働きが悪く夜も興奮状態が続いています。

どちらが原因でも『早起きして、お日様をたっぷり浴びながら30~40分散歩する習慣』で改善していきます。

とは言え、睡眠が上手く出来ない人が早起きをするのは辛すぎます。

そういう場合は積極的にサプリを使い、まずはよく寝て疲れをとるのがベストな方法です。

詳しいことは省きますが、身体の中では👇

トリプトファン →  5-HTP → セロトニン → メラトニンという流れで物質が変化していきます。

 

トリプトファンは身体の中で作ることができない「必須アミノ酸」です。

なので食べ物から補給する必要があります。

トリプトファンが足りなければ、どれだけ太陽を浴びてもセロトニンが作られず、結果的にメラトニンも増えません。

 

トリプトファンはマグロ、かつお、豚肉、牛肉、鶏肉、卵、チーズ、ナッツなどに多く含まれます。

バナナはトリプトファンが特別多い訳ではありませんが、セロトニンを生成する時に必要な栄養素を全て含んでいるので優秀です。

食事から補給するのが難しい場合は「L-トリプトファン」というサプリを使います。

腸内でトリプトファンから5-HTPという物質が作られ脳に入ります。

その5-HTPがセロトニン→メラトニンになって寝つきを良くしてくれます。

サプリメントが市販されているのが「L-トリプトファン」「5-HTP」「メラトニン」の3つです。

この中でおすすめなのが「5-HTP」です。

その理由は👇

・メラトニンだと次の日まで眠気が残る

・L-トリプトファンだとイマイチ効果が実感できない

というケースが多いです。

その点5-HTPだと変な眠気が残らず効果を実感しやすいです。

「5-HTP」はiHerbなどのサイトで購入できます。

 

頭が興奮して寝付けない人には、アドレナリンレベルを下げる「GABA」「マグネシウム」「ナイアシン」などがおすすめです。

ただしナイアシンは少し使い方に注意が必要なので、GABAとマグネシウムから試してみるのがよいでしょう。

マグネシウムはGABAの機能を高める働きがあるので併用するとさらに効果的です。

ちなみにバナナには少量ですがGABAとマグネシウムの両方が含まれています。

マグネシウムもGABAもiHerbなどのサイトで購入できます。

※酸化マグネシウムは下剤(便秘薬)なので選らばないようにしてください。

おすすめはコスパの良いクエン酸マグネシウムです。

クエン酸マグネシウムにも穏やかな便秘改善効果があります。

寝る前に飲むと次の朝スッキリです。

 

寝つきが良くなったら、次は睡眠の質を上げて疲労を全回復させましょう👇

 

深い眠りで疲労を回復させる「睡眠の質を上げる方法」

熟睡する女性

深い眠りを手に入れるには、睡眠の質を下げる要因に注意してください。

睡眠の質を下げる行為をしなければ、おのずと睡眠の質は上がります⤴⤴

睡眠の質を下げる5大要因
  1. アルコール
  2. カフェイン
  3. 光(ライト)
  4. 温度
  5. 考え事

 

❶ アルコール

少量のアルコールは、多少寝つきを良くする効果があるという研究結果があります。

しかしその後は睡眠が浅くなり、夜中に目が覚めることが多くなります。

アルコールには利尿効果もあるのでトイレに起きる回数も増えます。

しかもアルコールのせいで喉の筋肉が弛緩(ゆるんで)して、いびきをかいたり、無呼吸になったりするので睡眠の質は最悪です。

普段のお酒はほどほどに、特別な日だけ思い切り楽しむようにしたほうが良いですね。

 

❷ カフェイン

夕方以降にカフェインが入っている飲み物を飲むと寝つきが悪くなります。

カフェインの血中濃度は摂取後30分~2時間程度で最大になり、半減期(効果が半分になる時間)は2~8時間と個人差があります。

カフェイン飲料は午後の早い時間までにして、その後はカフェインレス(デカフェ)に切り替えましょう。

 

❸ 

先ほども言いましたが、ブルーライトはメラトニンを壊します。

夜は夜間モードにしたり画面の明るさを暗く調整しましょう。

 

寝室の照明ですが👇

「暗いと怖くて眠れない」という人以外は、真っ暗なほうが睡眠の質が上がります。

当たり前のように思えますが、わずかな光でも脳が反応して睡眠が悪くなるという研究結果が出ています。

例えばパソコンやTVの電源ランプといった小さな光も全て隠すと深い眠りが増えます。

 

❹ 温度

寝室は「少し寒い」くらいが最も眠りやすいとされています。

具体的な室温は夏場は約25℃~26℃、冬場約22℃~23℃。

湿度は50%~60%が理想的です。

 

また、眠りにつく時に深部体温が下がると寝付きが早く、入眠直後に深い睡眠に入ることができます

深部体温を下げるには、一度上げておくことが必要です。

具体的には👇

  • 寝る90分前に約40℃のお風呂に15分程度入浴する
  • 通気性の良い布団にする
  • 寝室を快適な温度にしておく

お風呂に入った後の90分後に深部体温が下がっていきます。

つまり入浴して90分後がベッドに入るベストなタイミングとなります。

 

 考え事

ベッドや布団に入ってから嫌なことを思い返したり、明日の仕事を考えたりするとグルグル思考が始まります。

すると、先ほども話したようにデフォルト・モード・ネットワーク(Default Mode Network)が過剰になります。

脳が興奮して寝付けないし、眠れたとしても浅い睡眠で疲労が取れません。

 

寝るときの考え事を止めたい人はこの方法を試してください👇

その日の振り返り、明日の予定の確認をする時間を決めておく

20:00~20:30の30分間というように時間割を作ります。

その30分だけは、今日あった嫌なことや楽しかったことを振り返る、明日の予定をイメージしてみる。

決められた時間内ならどれだけグルグル考えてもOKというルールを決めておきます。

でもその時間が過ぎたら一切考えない。

「はい終了」と声に出して終わりにする。

という感じにすると、ベッドに入ってから余計なことを考えずに済みますよ。

 

以上のを意識して、習慣化していけば睡眠の質は飛躍的に良くなります。

 

僕はコーヒーが好きなのでついつい飲みすぎます。

「1日3杯まで」と決めていても、調子に乗って5杯飲んだりします。

そういう場合は次の日に少しにするなど調整して1週間単位で考えるようにしていますよ。

 

さて、ここまでモチベーションアップの極意①「体力をつけよう」を説明してきました。

これはモチベーションの基礎になる部分です。

次はホルモンを操ってモチベーションを高めようというお話です。

とても重要な部分ですが、やることは簡単なので必ず実践してくださいね👇



モチベーションアップの極意②「ホルモンを操ろう」

ホルモンの働きでいろんな表情になる女性

嬉しい、楽しい、ドキドキ、辛い、イライラ、落ち込む、好き、嫌い…

私たちの精神状態は常に変化しています。

心の動きをコントロールしているのが「ホルモン」です。

更年期の女性が「ホルモンバランスが乱れてイライラするわ💢」とか言いますよね。

これは👇

というメカニズムです。

同じように、

やる気やモチベーションを上げてくれるのもホルモンの力なのです!

 

テストステロンの働きと増やす方法

筋肉が凄い男性

ホルモンの中でもモチベーションに大きな影響を与えるのが「テストステロン」です。

テストステロンは男性ホルモンでしょ?

女子には関係ないじゃん

テストステロンは男性ホルモンの代表ですが女性にも存在します。

主に男性は精巣、女性は卵巣で分泌されています。

男性だけでなく、女性も元気にする男性ホルモンなのです!

ややこしいわ

 

テストステロンは脳内のドーパミン生成を促して活力・やる気を高めてくれます👇

  • モチベーションのアップ
  • 集中力・記憶力アップ
  • 筋肉量アップと維持
  • 生活習慣病の予防、健康増進
  • 精神の安定
  • アンチエイジング効果

 

逆にテストステロンが減少すると👇

  • 不安感、うつ症状、イライラ感、パニック障害
  • 集中できない、やる気が出ない
  • うつっぽくなる
  • 睡眠が浅くなる
  • 太りやすくなる、メタボ
  • 自律神経症状(めまい、ほてり等)が出る
  • 性欲が減る、ED

…などの悪影響が出てきます。

 

テストステロンを増やす方法としては👇

  1. 筋トレ
  2. 良質な睡眠
  3. 日光を十分に浴びる
  4. タンパク質を十分に摂る
  5. 亜鉛・マグネシウムを十分に摂る

などが挙げられます。

は「①体力をつけよう」「②疲労を回復しよう」のところでお話しした通りです。

の亜鉛とマグネシウムはサプリで補うのが最も効率的です。

iHerbなどのサイトで自分に合うものを選んでください。

 

残るはの筋トレ。

筋トレはハードルが高そうに思えますね。

でも別にジムに通う必要はありません。

おすすめなのが小さいスペースでも出来て効果絶大の「バックランジ」という自重トレーニングです。

やり方はとても簡単ですよ👇



バックランジでテストステロンを増やして美尻も手に入れる

バックランジは、お尻の上部と外側、太ももの筋肉に刺激を与える運動です。

筋トレしたら足が太くならないかな…

大丈夫です!

バックランジはお尻や太ももの引き締め効果があり、引き締まった足とヒップアップを手に入れることができます。

また、お尻や太ももは大きな筋肉なので代謝アップ効果もあります。

代謝が上がれば体重が落ちやすい身体になります。

テストステロンも増えて、スタイルもよくなる一石二鳥の筋トレですよ。

 

【バックランジのやり方】

  1.  楽な姿勢で立ち、腰につけます
  2.  顔は前を見ます
  3.  左右どちらかの足を、大きく後ろへ下げ、膝が地面すれすれになるまで腰を落とします
  4.  この時、前にある足の膝は90度になるようにします
  5.  後ろの足を戻して最初の姿勢にもどります
  6.  左右交互に繰り返します

20回で1セットです。慣れてきたら無理のない範囲でセットを増やしてくださいね。

【バックランジの注意点】

  • 前の足の膝はつま先より前に出さない。つま先と膝は一直線上に。
  • 後ろの足の膝は地面すれすれまで深く曲げる。
  • 最初は、壁やテーブルに軽く手を添えてバランスを取りながらでもOK

これでテストステロンがドバドバ出る準備が整いました。

が、

他にもモチベーションに関わるホルモンには、

  • 精神を安定させる「セロトニン」
  • やる気や幸福感を作る「ドーパミン」
  • ミトコンドリアを元気にする「グレリン」

などがありますので、

ホルモンたちをまとめて活性化させる方法をまとめておきます👇

 

ホルモンを上手に操ってモチベーションを上げるコツ12個

良質な睡眠を充分とる

→ ホルモン全体をバランスよく分泌させます

 

お腹が空いてから食べる

→ 空腹を感じるとグレリンというホルモンが出て細胞が強くなり、疲れにくい身体になります。

※ストレス食いをすると余計にストレスホルモン(コルチゾール)が出るのでダメ

 

たんぱく質を充分にとる

→ ホルモンはアミノ酸(タンパク質を構成する成分)から作られるものと、コレステロールから作られるものがあります。

最低でも体重×1gのタンパク質が必要=体重60㎏の人なら60gのタンパク質が必要。

アミノ酸系…セロトニン、ドーパミン、成長ホルモンなど

コレステロール系…コルチゾール、エストロゲン、テストステロンなど

通常ならコレステロールは普段の食事で十分足ります。

でも無理なダイエット(食事制限)をすると、ホルモンの材料である脂質や糖質が足りなくなります。

 

お風呂はぬるめの湯で15分

→ ぬるめのお湯につかると副交感神経が優位になり、ホルモンの分泌が安定します。

夏は38℃、冬は41℃くらいのお湯で15分ほどゆっくり全身浴する。

就寝の1時間~90分前に入ると、寝る頃に深部体温が下がって寝付きやすいです。

 

緊張や疲れを感じたら深呼吸して休む

→ 頑張りすぎて勉強や仕事がはかどらない時は、ノルアドレナリンが過剰になって疲れています。

深呼吸すると副交感神経が優位になってリラックスできます。

鼻から吸って、胸とお腹が膨らむのを感じたら、口からゆっくり吐き出す。

鼻から吸うと血管が拡がる作用があります。

 

平日は規則正しく過ごす

→ 同じリズムで生活するとホルモンの分泌が安定します。

起きる時間・寝る時間、食事をする時間、出かける時間、お風呂に入る時間をなるべく同じにします。

 

 休日は刺激が必要

→ お休みに旅行やイベントに行くなど、ドキドキする体験をするとドーパミンの分泌が高まってやる気が出ます。

平日同じリズムで過ごしていると脳も飽きてきます。

適度な刺激はホルモンにとって良いものです。

 

笑う

→ 楽しく笑うとドーパミン、セロトニン、オキシトシンなどのホルモンが分泌され、コルチゾール(ストレスホルモン)は抑制されます。

免疫系も活性化されて良いこと尽くし。

 

共通の趣味を持つ人を見つける

→気の合う人同士で好きなことをしたり、話したりするとホルモンの分泌が促されます。

実際に集まらなくても、SNSやリモートでも大丈夫です。

 

スキンシップは大切

→ 好きな人と触れ合うと幸せホルモン(オキシトシン)やドーパミンが沢山出ます。

パートナー、子供、そしてペットとの触れ合いでも同じ効果がありますよ。

ハグをしたり、見つめ合ったり、愛情表現で幸せになれます♡♡

 

自分のペースで運動する

→ 運動は色んなホルモンを活性化させてくれます。

バチバチの本気の試合はストレスホルモン(コルチゾール)が高まります。

それよりも自分のペースで出来る運動やストレッチがおすすめです。

 

 腸を元気にする

→ 腸には独自の神経系があり、脳と互いに影響を及ぼしあうことがわかっています(「脳腸相関:のうちょうそうかん」)

セロトニンは脳と腸の両方で分泌されており、腸内環境が整うと脳にも作用して気分が安定します。

腸を元気にすればメンタルが元気になるわけです。

腸内環境を整えてくれる便利なアイテムが「強ミヤリサン」という整腸剤です。

強ミヤリサンの瓶

病院で処方される整腸剤「ミヤBM」と同じものです。

強ミヤリサンは酪酸菌(宮入菌)を主成分としており、日本人の腸に最も適した整腸剤です。

生きたまま腸まで届き、腸内の良い菌の働きを高め,有害な菌の働きを抑えてくれます。

特に副作用は報告されていませんので安心して続けることができます。

ただし、強ミヤリサンはドラッグストアに置いていない場合が多いです。

新ビオフェルミンの瓶

その点どこでも売っていて、手に入りやすいのがビオフェルミンです。

私は「強ミヤリサン」と「新ビオフェルミンS」を併用しています。

ビオフェルミンはヒト由来の乳酸菌で小腸から大腸まで届くのが特徴です。

”あまり効果を感じなかった”という人もいますが、私にはとても合っているようで快調です。

この2つを飲み始めてから全然風邪をひかなくなりました。

「腸内環境を整えれば免疫機能もアップする」というのを体感できるアイテムです。

 

 

までありますが、一気に全部やる必要はありません。

自分のできそうなことから1個ずつ試せばホルモンの働きを実感できるはずです。

一番簡単で効果が高いのはです。

飲めば良いだけです!(1回3錠×3回)

私もこれを飲み始めてからやる気のアップを感じましたし、腸が元気になって免疫力も上がりました。

風邪をひかなくなったし、ひいてもすぐに治るのを実感できています。

 

それでは最後にモチベーションアップの極意の3つ目、「慢性的な不調と上手に付き合おう」を説明していきます👇



モチベーションアップの極意③「慢性的な不調と上手に付き合おう」

モチベーションアップの極意3つめは「慢性的な不調への対処方法」です。

あなたはこんな経験ありませんか👇

せっかくやる気があるのに、身体の不調で何もできなくなるケースは非常に多いです。

私に来る相談で特に多い不調トップ9はこれです👇

  • 目の疲れ
  • 肩こり
  • 疲労・だるい
  • 頭痛
  • イライラする
  • すぐ風邪をひく
  • 生理痛
  • 寝つきが悪い、眠れない、起きれない(睡眠のトラブル)
  • 便秘、下痢、腹痛(胃腸のトラブル)
わかるわかる、

いつも頭痛でやる気なくなっちゃう。

やっぱり意思が弱いのかな…

 

いえいえ、あなたの意志が弱いせいではありません。

身体の調子が悪ければ誰でもやる気が無くなります。

悪いのはあなたではなく「慢性的な不調」です。

そういう時に自分を責めないでくださいね。

不調がなければやる気は自然と出てきます。

だから不調を治せばよいのです。

具体的な改善方法はこちらをご覧ください。

ただし、慢性的なものは改善に時間がかかります。

改善するまでの間は、自分の不調と上手く付き合う必要があります。

そこでこの章では慢性的な不調があっても「やる気を失わない」「モチベーションを維持する」方法をお話ししていきます。

 

※それぞれの改善方法については以下をご覧ください。

  • 疲労・だるい
  • 寝つきが悪い、眠れない、起きれない(睡眠のトラブル)

⇒「モチベーションアップの極意①体力をつけよう」

 

  • イライラする

⇒「モチベーションアップの極意②ホルモンを操ろう」

 

  • 眼の疲れ
  • 肩こり
  • 頭痛
  • すぐ風邪をひく
  • 生理痛
  • 便秘、下痢、腹痛(胃腸のトラブル)

⇒「慢性的な不調を改善して生活の質を上げましょう」

 

それでは慢性的な不調があっても「やる気を失わない」「モチベーションを維持する」方法を説明していきます👇



慢性的な不調は「我慢しない・頼る・諦める」でモチベーションを維持できる

慢性的な不調に対しては、「我慢しない・頼る・諦める」を意識することでモチベーションを維持することができます。

ここでは具体的に頭痛を例に説明していきます。

 

日本人の5人に1人が頭痛持ちで、女性は男性の1.5倍多いと言われています。

非常に沢山の人が困っている頭痛はモチベーションに大きく影響します。

そして頭痛の対処で間違っているのが「我慢する」「頼らない」ことです。

あなたはこの状態になっていませんか👇

頭痛持ちで、バファリン、イブ、ロキソニン、ブルフェン、ボルタレン、カロナール、セレコックスなどの「鎮痛解熱剤」を使う方も多いと思います。

これらは非ステロイド性抗炎症薬(厳密にはカロナールは違う)というお薬ですが、飲むタイミングが重要です。

 

痛みが出始めたタイミングで飲まないと効かない、酷くなってからでは効果が期待できません

 

しかもギリギリまで我慢することを繰り返すと、だんだん痛みに対して敏感になり、痛みを感じやすくなってしまいます。

「我慢する」⇒「痛みに慣れる」ということは絶対にありません。

むしろ、

「我慢する」⇒「痛みを感じやすい身体になる」なので、

我慢するメリットは全くないのです。

もちろん乱用するのはダメですが、用法・用量を守って薬に頼るのは正しい対処法です。

なのでこっちが正解です👇

薬で症状が軽くなることを脳が覚えて、精神的なストレスが減り、頭痛自体が軽くなったり回数が減ることもあります。

これは頭痛だけの話ではなく、他の慢性不調にも当てはまります。

慢性的な不調の改善にはメンタルの安定や安心感が非常に重要なのです。

 

でも薬は危ないし、使い過ぎで効かなくなるぞ!

という人もいますよね。

でもそういう言葉に影響されて、

薬を使うことに罪悪感を持たないでくださいね。

 

繰り返しますが、用法・用量を守っていれば、身体が鎮痛薬に慣れて効かなくなることはありません。

現在の鎮痛剤は副作用が少なく危険なものではないです。

乱用せずに適切に薬に頼ることが大切です。

そして専門医に頼ることも重要です。

 

例えば最近は頭痛専門外来が増えてきました。

頭痛といっても片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛、脳の病気による頭痛など様々です。

治療に使う薬も違います。

市販の鎮痛剤は効かないけど、専門医に相談して処方してもらったら良くなったというケースは少なくありません。

他にもPMDD(月経前不快気分障害)、PMS(月経前症候群)に強い病院、過敏性腸症候群に詳しいドクターのいる病院なども増えています。

大切なあなたの身体を守ってあげるためにも専門医を調べて相談してくださいね。

 

ここまで「我慢しない」「頼る」をお話ししてきました。

最後に「諦める」について説明いたします。

あなたはどちらのタイプですか?👇

頑張り屋さんに多いのがAさんタイプです。

体調が悪いのに無理して仕事をしました。

でも結果的には沢山の時間を失ってしまいました。

 

それに対してBさんは無理せずすぐに諦めました

早めの対処で回復したので、トータルでみたらロスは少なく済みました。

 

調子が悪い時に頑張っても、パフォーマンスは上がりません。

パフォーマンスが悪いと焦ったり、自分を責めるようになります。

自分を責めてメンタルまでやられてきます。

時間だけでなく体力も精神的なエネルギーも失うくらなら、早い段階でキッパリと諦めて、回復に備えたほうが絶対に効率的です。

不調があったとしても、諦めることでモチベーションを維持することが可能です。

私はこれを「戦略的な諦め」と呼んでいます。

諦めるという言葉はネガティブな印象がありますが、戦略的とつければ前向きな気持ちになれます。

 

「我慢しない・頼る・諦める」を上手く利用して、高いモチベーションを維持していきましょう。



モチベーションが勝手に上がる極意3選のまとめ

今回ご紹介したモチベーションが勝手に上がる極意は次の3つでした。

  1. 体力をつけよう
  2. ホルモンを操ろう
  3. 慢性的な不調と上手に付き合おう

 

やる気が出ないのはあなたの意志が弱いからではありません。

努力が足りないせいでもありません。

シンプルに身体のコンディションの問題です。

 

だから、やる気が出なかったり、モチベーションを維持できなくても絶対に自分を責めないでくださいね。

 

  • 「我慢しない」
  • 「頼る」
  • 「諦める」

のマインドで、無理なく健康度をアップさせていきましょう。

そうすれば自然と健康・体力が満たされていきます。

健康と体力が満たされ、やる気・モチベーションが溢れ出ている図

十分に満たされて溢れ出てくれば、勝手にやる気が出ますし、モチベーションもあがります。

 

「我慢しろ!」「頼るな!」「諦めるな!」

という根性論や精神論は強制的にやる気を絞り出します。

これでは長続きしませんし、身体やメンタルを壊してしまいます。

あなたには、この先ずっと無理なく続けられるモチベーションを手に入れて欲しいです。

今回紹介した方法を読むだけではなく、1つでもよいので実践してくださいね。

 

そうすれば…

あなたが「歩くモチベーション」と呼ばれる日も遠くありません!

みんなから歩くモチベーションと言われている人
それはやだ

 

 

ここまで読み進めても「気持ちが軽くならない」という人は、一番下のコメント欄に自由に書き込んでください。

※みなさんのコメントには一つ一つじっくり時間をかけて読ませて頂き、丁寧に返信したいと思っています。

そのため時間がかかることがありますのでご了承ください。

また、返信してもみなさんのところに通知がいく訳ではありませんので、お手数ですがもう一度このページを開いてご確認ください。

よろしくお願いいたします ~カウンセラー「K」~

 

このコラムを書いた人

カウンセラー:「K」

病院での臨床経験は約20年。
自身も重度のうつで3年間寝たきり生活を経験。
現在はフリーのカウンセラーとして活動中。


幼い頃から犬と一緒に暮らす愛犬家です。

 

ココロデザインカウンセリングルーム

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