「職場や学校で悪口のターゲットにされる」
たかが悪口くらい…と考えている人もいますが、言われた側は深く傷つきますし、悪口から陰湿ないじめに発展することもあるので大変な問題です。

悪口が原因で体調を崩し、病院を受診する方は珍しくありません。
また、悪口を言われやすい人の多くは、学生の頃から悪口のターゲットになっていた経験を持っています。
会社だけでなく、子供の保護者会やママ友などのグループ内でも悪口のターゲットにされることがあるんです。

実は「どんなグループでも悪口のターゲットにされてしまう」という人には原因があります。
でも誤解しないでください。
仮に理由があったとしても、寄ってたかって悪口を言う人達が100%悪いです。

悪口やいじめの話題になると、
やられる方にも問題があるんだ
まずは自分の性格を変えなきゃ
と、話をすり替えようとする人がいます。
でもこの人達の言い分は自分を正当化したいだけです。
悪口を言う人は、
「自分が優越感に浸りたい」
「有意性をアピールしたい」
「自信のなさをごまかしたい」
「嫉妬」
などの理由から、自分より弱そうな相手を見つけて感情をぶつけているだけです。
シンプルに言えば、ただのストレス発散、鬱憤(うっぷん)を晴らしているだけのことです。
したがって、この人達が主張する「ターゲットにされる側の問題」を改善しても、結局悪口を言われ続けるのです。
先ほども言いましたが、悪口は言ってくる方が100%悪いので、あなたがじっと耐え続ける必要なんてありません。
でもあっちは集団だし、立ち向かうなんて無理…
確かにあなたの言う通りです。
寄ってたかって悪口を言われているのに、立ち向かうことなんて普通はできません。
でも他に解決策がない訳ではありません。
このページでは、職場で悪口のターゲットにされているあなたに向けて、解決方法や対処方法を紹介します。
ただし、
『悪口を言っている仲間に入って、一緒に誰かの悪口を言う』
とか、
『お金で解決する』
などの方法ではありません。
おそらくこれを読んでいる方は、「悪口を言うような人間とは関わりたくない」、「仲良くなるなんてごめんだ」と思っているはずです。
悪口を言われずに、自分の仕事をきちんとこなして、さっさと家に帰りたいですよね。
職場の人間関係が解決すれば仕事のストレスは殆どなくなると言われています。
ストレスがなくなれば、仕事の苦痛も激減します。
仕事が嫌じゃなくなれば、プライベートも充実し、生活の質はどんどん良くなっていくんです。
順番に読み進めて実践し、あなたのストレスを消し去ってください。
※主に職場を想定していますが、学校の場合も同じです。
Contents
悪口のターゲットにされる人の特徴
先ほど「悪口のターゲットにされる人には原因があります」と言いましたが、正確には原因というよりその人の持つ雰囲気です。
よく、
悪口を言われるのは性格のせいなの
と言われますが、実際にはあまり関係がありません。
悪口を言う側から考えるとわかりやすくて、
「悪口の言い甲斐がある雰囲気を持っている人」を狙います。
ですが、この段階では狙っているだけで、まだターゲットにはなりません。
悪口を言うような輩は、その相手が自分にとって得になるようなら下手に出て、自分よりも立場が下と見ればストレス発散のターゲットにします。
そして判断基準は先ほどもいったようにフワッとしたものです。
なんとなく雰囲気で判断していますので、”見た目”はとても重要です。
悪口のターゲットにされた時の対処法

① まずは上司に相談・報告する
悪口もいじめの一種です。
職場内のいじめによって、あなたの仕事が妨害されている状況なら、会社はそのような職場環境をすぐに改善しなければなりません。
会社には社員が心身共に健全な状態で就労できるよう配慮するすべき義務があるのです。
(学校ならまずは担任、副担任に報告してください)
こんなこと相談してもいいのかな?
と遠慮しないでください。
そのために責任者がいるんです。
何か”おおごと”になるような気がするかもしれませんが、それでいいんです。
最初に言ったように、悪口を言う方が100%悪いです。
あなたが遠慮したり、気を遣う必要などありません。
堂々としてください。
悪口を言われていることを知られて恥ずかしい気がするかもしれませんが、そんなことは全くないです。
普通の上司なら親身になって相談に乗ってくれます。
報告する時には、
- 具体的にどんないじめを受けているのかを的確に伝える
- 会社としてどのような対策をとってもらえるのかを確認する
- その後もいじめが続いた場合はどんな対処をしてもらえるのかを確認する
というポイントを押えておきましょう。
ただし、中には味方になってくれない上司もいます。
波風を立てたくない、関わるのが面倒くさいという理由でスルーされる場合もあります。
役に立たないだけならマシですが、一緒になって悪口を言うようなクレイジーな上司もいます。
学校でも同じです。
一緒になって悪口を言うような「頭のおかしい先生」も世の中にはいるのです。
そんな場合は諦めましょう。
諦めてじっと耐えるか、
悪口に耐えられないなら、身体を壊す前に会社を辞めるしかないです。
学校なら転校です。
そんな…無責任すぎる…
さっきは「対処法がある」って言ってたのに!
確かに言いました。
「解決策がない訳ではありません」と。
ない訳ではありませんが、あなた自身も行動する必要があります。
でも、
周囲の目を気にしない、
悪口なんて言わせておけばいい、
などの当たり障りのない方法ではなく、もっと実践的で役に立つものです。
「悪口を言われずに済むならやってみたい」という人は何度も読んで行動してみましょう。
② 見た目を変えよう

『悪口のターゲットにされる人の特徴』のところで書きましたが、人は雰囲気や見た目で判断します。
シンプルで整った服装にある程度高級な持ち物を身につけているだけで、「あれっ」この人私よりも上なんじゃない?と思わせることができます。
「なにが上で、なにが下なんだ」という感じもすると思いますが、悪口を言う人間ほど見た目に弱いです。
服装や持ち物だけでなく、女性でしたらメイクや髪形にも気を使いましょう。
よくわからない方は、美容院に行って「今流行のやつにして」と言えばOKです。

服装や身だしなみが整っている人は非常に話しかけやすいので仲間が出来やすくなります。
仲間が出来れば悪口を言われる確率はぐんと下がります。
強そうな人に見せるのがポイント

これは「悪口に負けない鋼(はがね)のように強い心を持ちましょう」
と言っているわけではありません。
強そうな感じを出せればいいです。
よく、活躍している女優や芸能人を見て「あの人はメンタルが強そうだよね~」とか言ったりしますよね。
実際は強いか弱いかなんて、24時間365日一緒に過ごさない限りわかりません。
他人が判断できるのは、
結局は雰囲気です。

先ほどの見た目のことにも関係していますが、女性ならキリっとしたメイクをしてください。
わからない人は化粧品コーナーの無料メイクで「キリっとさせてください」とお願いすればOKです。
男性ならビシッとした服装にしましょう。
ビシッと??
大丈夫、店員さんに「ビシッとした感じで」と言えば出してくれます。
女性のようにメイクする人は少ないと思いますが、眉の形を整えることでだいぶ印象を変えられます。
人間の脳は不思議なもので、自分の外見を変えるだけで、気持ちまで強くなった気がするんです。
気持ちが強くなれば、面と向かって「悪口を言わないでください」とハッキリ言うことができるかもしれません。
仮にハッキリ言うことができなくても大丈夫です。
ギロッと睨む程度で効果があります。
相手に気を遣ったり下手に出ないのが大切です。
自信のない人は鏡の前で練習してください。
何度も練習すると無意識にできるようになってしまいます。
「外見を変えてどうにかなるなんて思えない…」
と、子供騙しに感じる人もいるかもしれません。
でも人間というのは自分の想像で物事を判断します。
「ターゲットに出来そうな雰囲気」

「何となくキツそう、悪口とか言っちゃダメな雰囲気かも」
に変えるのはとても重要です。
③「相手にしない」は効果なし。どんどんキレろ

よく「悪口なんて相手にするな」「関わらないのが一番」というアドバイスをする人がいます。
これは間違いではありません。
関わらずにすむ環境であれば、相手にしないのが一番です。
とは言っても、すでに悪口のターゲットになっている場合、関わりたくなくても相手が勝手に絡んできます。
無視しても絡んでくるので厄介なのです。
そして会社の上司や学校の先輩など、どうしても距離をとることが出来ない相手の場合も「相手にしない」は通用しません。
これを打開する方法はただ一つ。
「どんどんキレろ!」
これしかありません。
さっきは「立ち向かわなくてもいい」って言ってたのに…
はい、相手に立ち向かってはダメです。
例えば上司に面と向かって「うるせー!コノヤロー」とキレてはいけません。
今の世の中はコンプライアンスが厳しいホワイト社会です。
会社によっては職務規定違反になる可能性もあります。
周りの人も「いや、さすがに手を出しちゃマズいよね…」と、相手の味方に回る可能性があります。
完全に相手が悪いのに、あなたが不利益をこうむる方法は使えません。

ですので、実際に相手をブン殴るのではなく、
「キレている」ことを匂わせるだけでOKです。
「私、いざとなればやっちゃいますけど?いいんですか?」という空気感を出すのです。
- 書類を「ドンドンっ!」と整える
- 机を「バンっ!」と叩いて立つ
- ドアを「バタンっ!」と閉める
とりあえず、こんなところから始めましょう。

物に当たるの大人げない?
大丈夫、物は物です。
人を傷つけるわけじゃありません。
注意点は、誰かを威嚇しているように見えてはダメです。
先ほども言いましたが、現代社会は過度にホワイト化されています。
攻撃的な素振りを見せるのは良くありません。
”結果として音が出てしまった”という感じです。
周りの人から見たら、
”あれ?あの人怒ってる?それとも気のせいかな??”
と、心をざわつかせる程度にしましょう。
それでも最初は勇気がいるし、恥ずかしいかもしれません。
「周りから面倒くさい人に思われるかも」
と気にしてしまうこともあるでしょう。
それがいいんです。
悪口を言うような人間は楽なことしかしないので、「面倒くさそうな人」には絡まないです。
要はターゲットから外れてしまえばそれでOK。
あなたはもっとキレていいんです
もう一つ、相手に「面倒だな💦」と思わせる有効な手段があります。
それは、「どんどん距離を詰めていく」作戦です👇
④ 相手との距離を詰めて「まとわりつく」

悪口で攻撃してくる人は、常に自分に有利な距離感をとっています。
つまり自分は安全圏にいて、そこからゲリラ的に攻撃を仕掛けてくるイメージです。
どうしてもあなたは受け身になってしまい、後手後手に回るしかなくなります。
そこで背中を向けて逃げようものなら余計にやられます。
なので逆に相手との間合いを詰めていく必要があるのです。
どのくらい詰めればいいかといえば、ゼロ距離です。

ボクシングで言えばクリンチ状態。
すみません、ボクシングに興味ない人もいらっしゃいますよね。
執拗にまとわりつく、絡みつくイメージです。

もちろん本当にやる訳ではありません。
具体的な方法は、何か言われたら、それをきっかけに永遠に質問していきます。
「それってどういう意味ですか?」
「じゃあこうすればいいんですか?」
「なんでそうする必要があるんですか?」
「それはどういう根拠があるんですか?」
別に質問に意味はありません。
何を聞いてもいいです。
知っていても知らないフリをして、いや「全然わかんない」「意味わかんない」という無知を装ったほうが効果的です。
こっちはどれだけ時間をかけても構いません。
こっから逃れることはできませんよ。
というサイコパスな空気感でやります。

悪口を言ってくる人は自分の距離感とタイミングでやることに慣れているので、間合いを詰められたり、時間を奪われることに弱いです。
人間はあまりにも距離を詰められたり、まとわりつかれると恐怖を覚えます。
しかもサイコパスな匂わせをしておけば
「なになに…面倒くさ💦」
となる可能性が高く、「もう関わらないでおこう」と思わせることができます。
先ほども言いましたが、ターゲットから外れてしまえばそれでOKなのです。
ただし、これまでの「キレる」「距離を詰めてまとわりつく」を実践する時に重要なのは、あなたのやるべき仕事には集中するということです。
悪口に付き合うという無駄な時間を少しでも短縮させて、本来やるべきことに早く集中してください。
⑤ 堂々と自分のやるべき仕事に集中する

何度も言いますが、悪口は言ってくる方が100%悪いです。
あなたには何の落ち度もないはずです。
「いつか奴らを見返してやる、やっつけてやる」と思う場合もあるかもしれません。
でもそんなことを考えて傷つくのはあなた自身。
普段から悪口を言っているような人間のことを考えたり意識してはいけません。
エネルギーと時間の無駄遣いです。
あなたは何も悪くないのですから、堂々と自分のやるべき仕事に集中してください。
会社にはおかしな人間もいますが、”まともな人間”もいます。
あなたが自分の職務に全力投球していれば、必ず見ていてくれる人がいます。
あなたの味方になってくれる人がいます。
あなたが悪口を言われながらも、しっかり自分の役割を果たす姿に感銘を受ける人は必ず出てきます。

「他人の悪口を平気で言う人間」と「何を言われようが自分の職務を果たす人間」どちらが信頼されるかは決まっていますよね。
「もう無理」なら諦めて職場を変える

ここまで紹介した対処法を実践しても状況が変わらない場合は、諦めて職場を変えることをお勧めします。
仕事以外の楽しみを持てばいい、相談できる人を見つければいい、という人もいますが、それは根本的な解決にはなりません。
無理して耐えていても、身体を壊してしまっては元も子もないです。
そうなる前に転職を考えるのは正しい判断です。
それにみなさんは「悪口を言う人はどんな職場にもいるもの」と思っていませんか?
今の職場に悪口を言う人がたくさんいるので、それが当たり前だと感じてしまうかもしれませんね。
でもそれは『異常なこと』なんです。
労働環境や経営状態が良くない職場ほど、ギスギスした雰囲気になってお互いの悪口を言い合います。
逆に社員全体が同じ目標に向かって、向上心を持っているような会社では他人の悪口なんて出てきません。
でも…
「転職って大変そう」
「いい仕事を見つけるのは簡単じゃない」
と思われるかもしれません。
確かに自分一人で転職先を探すのは大変です。
ですがそんな時に力になってくれるのがハローワークや転職サイトです。
もちろん今の会社を続けながら登録しても問題ありません。
新しい求人を見ていれば「今の会社が嫌になっても次があるから」と気分が楽になります。
今すぐ辞める決心がついていなくても、とりあえず登録しておくだけでも精神的に余裕が持てます。

ただし、次の職場で再び悪口のターゲットになる可能性はゼロではありません。
先ほどお話しした②~④について、はじめから対策をしておきましょう。
「ターゲットから外れる」よりも「ターゲットにならない」ほうが楽です。
防御方法を知ったうえで転職活動を行ってください。
悪口を言われてもあなたの価値が下がるわけではない

他人の悪口を言うことで優越感に浸ったり、満足感を得るのは寂しい人間のすることです。
そんなことしか楽しみがないなんて、哀れですよね。
悪口を言う人は相手の人の身になって考えることができないんです。
悪口を言われた人がどんなに辛いか想像する能力がありません。
そんなクレイジーな人に言われたことだとしても、気になるし、傷つきますよね。
何だか自分の人格が否定された気持ちにすらなります。
でも、例えあなたが職場で悪口を言われても、あなたの人格が否定されることもないですし、あなたの価値が下がることもありません。
- 上司に相談・報告する
- 見た目を変える
- どんどんキレる
- 相手との距離を詰める
- 自分のやるべき仕事に集中する
今回紹介した方法を実践すれば、必ず変化が生まれます。
まずはあなたが行動することが大切。
そしてもう一つ重要なのが、他人の人生に付き合ってはいけないということ。
あなたは、あなた自身の人生を豊かにすることに時間と労力を使うべきです。
おかしな連中のことを考えるくらいなら、もっと楽しいことを考えてください。
楽しいことがない人は見つけましょう。
自分が没頭できるものが見つかれば、もう他人の言うことにいちいち付き合っている時間などなくなりますよ。
まずは出来ることから実践してみてください。
ここまで読み進めても「気持ちが軽くならない」という人は、一番下のコメント欄に自由に書き込んでください。
※みなさんのコメントには一つ一つじっくり時間をかけて読ませて頂き、丁寧に返信したいと思っています。
そのため時間がかかることがありますのでご了承ください。
また、返信してもみなさんのところに通知がいく訳ではありませんので、お手数ですがもう一度このページを開いてご確認ください。
よろしくお願いいたします ~カウンセラーK~
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カウンセラーK

病院での臨床経験は約20年。就労援助、児童施設勤務約10年。
自身も重度のうつで3年間寝たきり生活を経験。
現在はフリーのカウンセラーとして活動中。
主にメンタル疾患、職場の悩みなどの相談を解決します。
職場の同期に悪口を言われている事を知りました。以前からあれ?無視されてるなやなんでやってくれないんだろうと言った事がグルになって嫌がらせされていたと知りました。辛いです。悲しいです。幸い上司は私のことを気に入ってくださっていますが、それこそ一匹狼であったり喧嘩してそこからあの人と話してないという性格なので相談しても受け入れてくれるか不安です。同期たちさえいなければ平和なのに…
ぴぴさん、コメントありがとうございます。
集まって嫌がらせをする人達は最悪です。
本当にお辛いですね‥
なぜ嫌がらせをしてくるのでしようか?
上司の方はあなたが嫌がらせを受けていることを知っていますか?
とりあえず相談ではなく、嫌がらせを受けている事を伝えるだけでいいです。
同期以外にも社員がいるなら、その人達にも嫌がらせを受けている事を伝えてください。
まずは自分だけで抱えず、周りの人に知ってもらったほうがいいです。
その上で、仕事は今まで通りしっかりやって下さい。
嫌がらせをされてるのに、仕事をしっかりやっているあなたの姿を見れば、上司も何か対策をしてくれるようになります。
また相談があれば公式LINE(下のリンク)のトークからお願いします。
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