みなさんは生まれ変わりを信じますか?
亡くなった愛犬にもう一度会いたい、また一緒に暮らしたいと願っていますか?
少し古いデータなのですが、日本人の42.6%が生まれ変わり(輪廻転生)があると信じています。(国際社会調査プログラム2008年)
10人に4人というと、けっこうな割合で信じている人がいることになります。
宗教の影響があるのかと思いきや、生まれ変わりを否定しているキリスト教圏のアメリカでも信じている人が30%もいます。
宗教の教えではなく、感覚的に信じていたり、実際にそのような体験をして信じている人が多いのかもしれませんね。
また、人と同様に「もう一度大好きな愛犬に巡り会いたい」と願う方もたくさんいらっしゃると思います。
そこで今回は犬の生まれ変わりの実例をまとめました。
ただし、実例といっても、それが本当かどうかはわかりません。
犬に前世の記憶を確かめることは出来ませんものね。
ですが、犬の生まれ変わりを体験した人がいるというのは事実です。
確かめることはできなくても、人間が直感や第六感で感じとることは可能かもしれません。
今回の記事は犬の生まれ変わりが真実かどうかを議論するものではありません。
生まれ変わりのエピソードを読むことで、大好きだった愛犬を偲んで頂きたいのです。
そして、
「またいつか会える」
「今は再会できなくとも、この世界のどこかで元気に走り回っている」ということを実感できたらいいのではないでしょうか。
犬の生まれ変わりの体験談
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職場に現れた犬
柴犬に似た茶色の雑種でしたが、前足だけ靴下をはいたように真っ白だったので「しろ」と名付けて、家族みんなで可愛がっていました。
魚が好きな犬で、夕飯でさんまが出ると私の隣にやってきて食べたがるのです。
寝る時も私の部屋に入ってきて、本当にいつも一緒でした。
しろは丈夫で大きな病気はしませんでしたが、私が会社に就職して2年目の春に老衰で亡くなりました。
しろがいなくなってからは、心にぽっかり穴があいた感じで過ごしていました。
それから3年ほど経った夏、私が勤めている金物会社の駐車場に小さな迷い犬がやってきたのです。
従業員の男性達が「首輪してない子犬がいるぞ」と話しているのが聞えました。
時々どこかの猫が入ってくることはありましたが、犬は初めてです。
私も駐車場に見に行きました。
そしてその犬を見た瞬間ドキッとしました。
そこには前足だけが真っ白のかわいい子犬がいたのです。
真っ白な前足以外の見た目は全然違うのですが、その時はっきりわかりました。
「この子はしろの生まれ変わりだ」
しばらく飼い主を探しましたが、結局名乗り出てくる方はおらず私が引き取らせてもらいました。
両親も「しろが帰ってきたんだな」と喜び、家族みんなで大切に育てています。
布団に入ってくる感覚
犬を亡くしたショックでなかなか寝付けない日が続いていましたが、その日はすぐにウトウトしはじめました。
今でも夢か現実かわからないのですが、布団に犬が潜り込んでくる感覚がありました。
すぐに愛犬だとわかりました。
生前寝る時はいつも私の布団の中に入っていたのです。
これがどういう意味だったのかわかりませんが「もう一度犬を飼おう」という気持ちになりました。
そして譲渡会に申し込み1匹の犬を迎え、大切に育てました。
いつの頃からかその犬も私の布団の中に潜り込んでくるようになったのです。
なんとなくですが「私のところに戻ってきてくれたんだな」と感じました。
おばあちゃんの家の犬
お父さんが新聞で「子犬譲ります」という里親募集を見つけてくれて、メスの雑種をもらってきました。
クンクン鳴いて、仰向けで眠る姿がとってもかわいいメス犬で、ハナと名付けました。
犬を飼って半年くらい経った時、隣県にあるおばあちゃんの家に家族で遊びに行く機会がありました。
もちろんハナも一緒です。
おばあちゃんちには大きな庭があるので、そこでハナを遊ばせるのが楽しみでした。
1時間ほどで到着し、おばあちゃんにハナを見せてあげるとすごく驚いた顔をしていました。
ハナは疲れていたようですが、庭に出ると元気に走り回り、ボール投などしてたくさん遊びました。
夕飯時になり、おばあちゃんの家の人達が帰ってきました。
なぜかみんな不思議そうにハナを見ています。
そしてみんな揃っての夕食の時、おばあちゃんが1枚の写真を見せてくれたのです。
少し古ぼけた写真でしたが、そこにはハナそっくりの犬が写っていました。
そっくりというより、ハナそのものと言ったほうがいいくらいです。
「あんたが生まれるずっと前に飼っていた犬だよ」
おばあちゃんちに犬がいたなんて知りませんでした。
迷い犬を拾って飼っていたそうですが、3年くらいで肺炎になりあっけなく亡くなってしまったそうです。
お父さんもあまり覚えていなかったようで、写真をみてようやく思い出したようです。
「おばあちゃんがユキって名付けたんだよ。かわいい犬だった」
「ユキが帰ってきたんだね」
みんなが懐かしそうに思い出話を聞かせてくれました。
生まれ変わりだと思っていたけど…
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いわゆるペットロスというものなのでしょう。
いつまでも悲しんでいたら亡くなった愛犬も心配するような気がして、妻にもそう言い聞かせました。
半年ほど経ち、妻も少しだけ元気が出てきた頃、近所でドッグフェアが開催されるという話を聞きました。
どちらからともなく「行ってみようか」という話になり、会場に足を運びました。
やっぱり犬が大好きなので「かわいいね」と言いながら見て回っていたのですが、そこで亡くなった愛犬にそっくりの犬を発見したのです。
随分悩みましたが結局迎え入れることにしました。
「この子は○○の生まれ変わりだね」と、先代の犬と同じようにかわいがりました。
でも新しく迎えた子と暮らしているうちに、段々と「○○の生まれ変わり」という感覚が薄れていくのがわかりました。
私だけでなく妻もおなじ感覚だったようです。
「この子は○○の生まれ変わりじゃない。私たちの新しい家族よね。」
決して先代の犬のことを忘れたわけではありません。
先代の子も、今ここにいる子もどちらも大切な家族という気持ちになれたのです。
今思えば、はじめは○○の代わりという形で迎えてしまったのかもしれませんが、現在では先代とは別の、もう一匹の大切な家族として愛情を注いでいます。
生まれ変わりに巡り会えなくてもいい
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犬は人間よりも早い周期で生まれ変わると言われています。
犬が生まれ変わっても、必ずしも元の飼い主のところに戻って来てくれるとは限りません。
でも、きっと新しい飼い主のところで、あるいは自然の中で元気に走り回っていることでしょう。
世界のどこかで楽しく暮らしているのなら、巡り会えなくても不幸なことではないはずです。
「元気でやってるの?またいつか会おうね」
ペットロスで苦しい想いをしている方へ
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このページをご覧になっている方の中には、ペットロスを抱えている人もいらっしゃるでしょう。
ペットは大切な家族なので何年経っても忘れることはできません。
ペットを喪った悲しみはなかなか消えませんが、辛い気持ちを誰かに話したり、本を読むことで少しばかり気が楽になることもあります。
寂しさや悲しさをどうすればいいのかわからず困っている、辛い気持ちを誰かに伝えたいという方は記事下のコメント欄に書き込んでください。
~ペットロス関連の記事~
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5月17日に12年11ヶ月一緒に過ごしたチワワのビスコが亡くなりました。しんどそうなので病院に連れていき、仕事があったので、夕方迎えにくると約束して帰った後に亡くなりました。ずっと自粛休業していて、ずっと一緒にいたのに、その日に限って久しぶりに仕事を入れていました。しんどいなら尚さら家にいたかっただろうと。。後悔で苦しいです。虹の橋で待っているなら今すぐ側に行きたい。
はじめましてmiyuさん。
ビスコちゃんのご冥福をお祈りします。
最期の時がいつ来るのかは誰にもわからないので、悔いを残すことはたくさんあります。
でもそれまでビスコちゃんは、miyuさんとずっと一緒に過ごせて嬉しかったと思いますよ。
天に召された今は、元気な身体に戻り、苦しみから解放されて穏やかに過ごしていることでしょう。
とは言っても、心にポッカリ穴が開いてしまったような、なんとも耐えがたい喪失感、寂しくて苦しい気持ちはお察しします。
ついこの前まで傍にいるのが当たり前だったのに、家中のどこを探してもいない‥
本当に悲し過ぎますね。
また、辛いことがあればどんなことでも書き込んで下さいね。
会いたくて会いたくてたまらない。病気で子供が産めなくなった私のかわりに、出産の喜びを教えてくれた愛しい子。向こうで待ってるなら今すぐ飛んで行きたい。あなたの子供が天寿を全うしてそちらに行ったら、私が行くまで一緒に待っててね。ごめんね。寂しくて苦しくてたまらないです。