コラム

病院のカウンセリングは意味がない?お金と時間の無駄になる3つの理由

 

病院でカウンセリングを受けているのに「何も変わらない」「こんなの意味あるの?」と感じている方は少なくありません。

今これを読んでいるあなたも「これって無駄なんじゃない?」と薄々気付いているのではないでしょうか?

それが自覚できるあなたは客観的に分析できる能力を持った人です。

もちろん、中にはカウンセリングの効果を実感している人もいます。

ですがその効果というのは、決して問題が解決したり、病気が良くなるということじゃないんです。

・誰かに話を聞いてもらって気持ちが楽になった

・少しストレスが発散できた

この程度の、所謂(いわゆる)「癒し効果」です。

わかりやすく例えればマッサージのようなものですね!

肩が痛い、腰が辛い、足がだるい…

そんな時マッサージに行くと「気持ちよかった」「スッキリした」となりますが、根本的な問題が治る訳でなく、結局しばらくし経ったらまた痛くなる。

そして再びマッサージに通うの繰り返しです。

とは言うものの、マッサージで「癒される」「気持ちがいい」「楽になった気がする」と何かしら効果を実感できるならまだいいほうです。

殆どの方が「カウンセリングなんて、受けても受けなくても変わらない」と思っています。

さらに「余計に辛くなった」「何も話すことがないから困る」「ただ時間が過ぎるのをジッと待つだけ」と、むしろ苦痛に感じている方もたくさんいます。

 

そこで今回は精神科・心療内科に16年間勤務し、様々な患者さんと関わってきた私が、

病院のカウンセリングに効果がない理由

をわかりやすく3つにまとめてご説明いたします。

 

☑すぐに見たい項目があれば下の目次からお選びいただけます

 

病院のカウンセリングを受けても意味がない3つの理由

1.傾聴するだけのカウンセリングが多いから

一口にカウンセリングといっても、精神分析、認知行動療法、箱庭療法、来談者中心療法など様々な種類があります。

ですが実際に病院で行われているカウンセリングの殆どが単なる「傾聴」です。

「傾聴」とは、利用者(クライエント)の話に耳を傾けることです。

傾聴では基本的に批判したり、遮ったりすることなく、その人が思っていることを言い切るまで待ちます。

これを「技法」と言ってしまえば専門的に聞こえますが、ぶっちゃけただ聴いているだけとも言えます。

私が今まで勤めていた病院には「ほぼ聞き流してる」というカウンセラーもいました。

 

傾聴に徹することはそれなりの経験と力量が必要になります

などと書いてあるサイトや専門書もありますが、ただ聴いていればいいので技術はいりません。

「傾聴」以外の技法には(こんなの技法でも何でもありませんが…)、「うなづき」「沈黙」「相槌あいづち」などがあります。

結局全て利用者(クライエント)が話したことに対しての反応です。

カウンセリングを受ける人が自発的、主体的に話を進めない限りは何も起こらないのです。

そのため、

話すことがないから苦しい…
自分がひたすら話したあげく、「たくさん喋って大変ですね」と言われた💢
カウンセラーの沈黙が怖い
無反応が嫌だから、困ってる感じの作り話をした

という悲惨な事態を招くことが多いのです。

 

ただ黙って話を聴くだけでなく、

「助言」…カウンセラーがアドバイスや指導をすること。

「自己開示」…カウンセラーが自分自身の考えや思い、感情などをクライエントに伝えること。

なども技法もありますが、実際の臨床ではほとんど使われません。

なぜかと言えば、これからお話しする2つの理由がありからです。

 



2.カウンセラーがドクター(主治医)の顔色を伺っているから

病院のカウンセリングは、主治医が「この患者さんにカウンセリングをしてください」という指示を出すことで行われます。

カウンセラーはその指示を受けて、利用者(クライエント)にカウンセリングをします。

(心理検査なども含めて)

カウンセリングの内容や利用者の様子は毎回主治医に報告をして、今後の方針などを決めて行きます。

基本的にカウンセラーが主体的に方針を決めることはできません。

本当なら主治医よりも長時間話を聴いているカウンセラーの方がよくわかっていることもあるのですが、主治医の意向が第一です。

仮に主治医が”とんちんかん”な指示を出したり、あきらかに間違った治療方針を打ち出したとしても、カウンセラーはとやかく言えない立場です。

下手に自分の考えでカウンセリングを進めて、利用者の状態が悪くなったら大変ですからね。

医師の考えに沿って利用者の話を淡々と聴き、波風を立てないようにするのが仕事になっています。

病院では医師がトップ、その指示を受けて他のスタッフが動くのが当たり前。

ある意味「責任」がないので、多少の不満はあっても淡々とこなすようになってしまうんです

責任という言葉が出てきましたが、病院のカウンセリングが全く効果が出ない一番の原因は次に説明する「無責任さ」です。

 

3.患者さんが良くなろうが悪くなろうが、どうでもいいから

病院のカウンセラーと、私たちのようなフリーランスの大きな違いは「その人の生活を絶対良くしたい」という信念の大きさと責任です。

病院からお給料を貰っているカウンセラーは、ぶっちゃけその人が「良くなろうが、悪くなろうが」どうでもいいです。

もちろん「良くしてあげたい」という気持ちはあると思いますが、仮に治療効果が出なくても、カウンセラーにダメージはありません。

 

そもそも心療内科や精神科の病院スタッフは、

精神疾患は、なかなか治らないのが当たり前

という認識を持っています。

中には「治るわけがない

と思っている職員もいるほどです。

 

病院のスタッフ全体の意識がそんな状態ですので、カウンセリングの効果など誰も気にしていませんし、期待もされていません。

つまり、患者さんが「良くなろうが、悪くなろうが」どうでもいいです。

 

それに対してフリーランスのカウンセラーにとって、

「あのカウンセリングを受けたら良くなった」

「あの人のカウンセリングは効果があるからおすすめだよ」

という実績や口コミは生命線です。

サービスを使ってくれる方が良くなって、他の人に紹介してくれなければ、個人のカウンセラーは生活していくことができないのです。

 

その人に寄り添い受容し理解を深め一緒に問題解決の方法を考えて行く

 

患者さんの人生をより良いものにするために大きな「責任感」を持って臨むのが私たちフリーのカウンセラーです。

ただ話を聴き(あるいは聞き流し)、時間が来れば「次は来週の水曜ですね」というだけの仕事をしている病院のカウンセラーにそのような覚悟はないのです。

 



カウンセリングが時間の無駄と感じたらすぐにやめましょう


現在病院でカウンセリングを受けていて、

「何も変わらない」

「意味がない気がする」

あるいは、

「カウンセリングを受けるのが億劫」

「気が進まない」

と感じているならすぐにやめてください。

そのまま続けていても何ら良くなることはありませんし、お金と時間の無駄です。

 

真面目な人に限って「この苦しさを乗り越えたら良くなるのでは?」と我慢してしまいますが、我慢を強いられるようなものでは何も改善しないのです。

何年も病院やカウンセリングに通い、結局何も変わらないまま年齢だけを重ねていった人をたくさん見てきました。

お金は何とかなるかもしれませんが、過ぎ去った時間は戻ってきません

せっかく続けてきたから…

という気持ちもわかりますが「無駄なことをやめる」ことで、新たなチャンスに巡り合えることが多々あります。

今のあなたにとって本当に必要なものは何か?

もしカウンセリングが必要なら、実績と責任のあるサービスをよく探してから利用してくださいね。

 

どうしても耐えられない、一人では乗り越えられないという方は、一番下のコメント欄からお気軽にご相談ください。

一緒に良い方法を考えましょう。

 

このコラムを書いた人

フリーランスカウンセラー:「K」

病院での臨床経験は約20年。現在はフリーのカウンセラーとして活動中。
主にメンタル疾患、職場の悩みなどの相談を解決します。
愛犬家です♪

 

 

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PART2:うつ病になったあなたの苦痛を少しでも減らす為にやって欲しいこと

PART3:うつの正しい過ごし方「テレビを観てゴロゴロしてたら絶望的!治す為に必要なのはコレ」

 

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